リーダー育成のための研修はタイミングがポイントになります

教育は砂に水が浸み込むように

水を飲みたくない馬をオアシスに連れて行っても見向きもしません。教育も同じことで、望んでいない社員にいくら高度な教育を行っても時間の無駄というものです。特にリーダー育成のための教育は、部下のいない一般職には研修をおこなっても知識だけで現場に活かすことができません。ところが、部下を一人でも持つ立場にある社員を集めておこなうと、内容が現場と一致しているため、受講者は目を輝かせて聞き質問も活発にでるものです。

部下を持つ時期に教える

人事異動や昇格によって、部下を持つ立場になる前の社員を対象にリーダー育成を行うと効果があります。初めて部下をもつには、期待と不安があります。大抵の人は、リーダーというものを先輩の物真似で始めるものです。部下に対して話す言葉や表情も、先輩に似る人がおります。ところが、先輩がお手本となる人であれば良いのですが、反対であれば逆効果となります。リーダー育成研修は、会社として「求められるリーダー像」を教育する必要があるのです。

職能資格の昇格要件の一つとして

組織の中でリーダー職に任命される人は限られています。現職のリーダーが辞めたり、転勤で突然リーダーが必要になることがあります。このために、リーダー候補を増やしておかなければなりません。職能資格の昇進試験にリーダー育成の研修受講を必須にしている会社が多くあります。これは、この研修を受けた社員でなければ昇進できないように人事制度で仕組んでいるのです。こうなれば、社員はこの研修が登竜門となり意識が高まるのです。

社員研修で学べる内容は多岐に渡りますが、特にビジネスマナーや社内のコンプライアンスを理解するうえで絶好のチャンスです。